第1章 審決取消訴訟の手続
1 審決取消訴訟とは何か、その種類等
2 当事者、代理人等
3 審理の対象、審理範囲
4 訴状、取消事由
5 答弁書、準備書面、証拠の申し出
6 審理方式(弁論準備手続・口頭弁論)、主張・立証責任、証拠調べ
7 判決の内容、効力
第2章 特許審決取消訴訟のアドバイス〔総論〕
1 提訴、応訴のための準備
2 審決取消訴訟の実務におけるコミュニケーション
3 外国との連携
4 審判との関係
5 侵害訴訟との関係および侵害訴訟の代理人との連携
第3章 特許審決取消訴訟のアドバイス〔各論〕
1 取消事由の検討
2 新規性・拡大された範囲の先願
3 進歩性の判断
4 特許法36条の判断
5 補正および訂正の適法性の判断
6 優先権の主張の効果についての判断
7 手続法違反
8 特許権の存続期間延長登録可否の判断
第4章 その他の審決取消訴訟のアドバイス
1 その他の審決取消訴訟の種類
2 意匠の審決取消訴訟
3 商標の審決取消訴訟
第5章 上訴・再審
1 審決取消訴訟の判決に対する上訴
2 上告理由・上告受理申立理由と理由書起案の際の留意点
3 上訴の戦略・判断
4 上訴の手続き
5 最高裁の審理・判決
6 差戻し後の審理
7 再審
第6章 元裁判官からみたアドバイス
1 裁判所における審決取消訴訟の位置づけ
2 審決取消訴訟における審理の特色
3 好ましい審決取消訴訟遂行とは
第7章 元調査官からみたアドバイス
1 審決取消訴訟における裁判所調査官の役割
2 審決取消訴訟についての具体的アドバイス
〔索引〕
1 事項索引
2 判決言渡日順判例索引